2013年9月22日日曜日

MP3 への圧縮~適正なビットレートは?

さあ作曲が終わっても、まだ問題があります。 なんやかんやで一番重要な部分をショートカットしましたが、 素人である私が作曲の講釈をたれるのも、非常にモラルハザードなので(断腸の思いで)割愛させていただきます。

圧縮されていない音源である wave(wav) だと、たかが2秒にも満たない効果音ですら 100~200KBくらいあります。まあ、だいたい1秒100KBの世界なもので、1分の曲なら6MB近くもあります。 これはさすがにゲーム内に組み込むのに圧倒的すぎます。 だいたい音質なんてどうでもいいので、ここは圧縮するに限ります。

最近はギガとかテラとかいっておりますが、それでもアンドロイドのアプリなんてものは メガバイトの世界です。メガどころか 1MB未満のものも多数あります。
検証!ファイルサイズとダウンロードの相関関係

まず第一に無駄なサラウンドを修正することを考えます。 もともとLR(左音源・右音源)を意識して作っていないので、 サラウンドである必要はまったくなく、モノラルにして容量を小さくすることは全くもって大正解です。 ただし、二分の一というわけにはいかず四分の三くらいの圧縮にしかなりませんが。

そしてより根本的な解決として MP3 に変換してやります。 今回はフリーソフトの xrecode II 1.0.0.185 を使用しました。 ただし、MP3 に圧縮するといっても、どのくらい圧縮するかで容量はずいぶん変わります。 Music Studio Producer(フリー)と Sound Tap(2週間だけフリー)を使って作った、 147KB ビットレート 705kbps の wave データを圧縮してみます。 xrecode で「目的の形式」という欄があるので、そこで MP3 のところに●を付けてやります。 このとき、MP3 のところにあるスパナのアイコンをクリックすると、詳細な設定が行えます。 下の方にある「モノラルに変換」に印を付けたら、固定ビットレート(CBR)というバーをいじってみよう。

ビットレート 160 : MP3 のサイズ 35.2KB
ビットレート 064 : MP3 のサイズ 16.0KB
ビットレート 048 : MP3 のサイズ 10.4KB
もともと147KB だった wave データはご覧の通り、小さくなりましたよ。 当然ながらビットレートを小さくするほどデータとしては小さくなります。

で、音質の劣化なんですが、坂本龍一先生などは 「MP3は320kbpsくらいで聴けるレベルになる。128kbpsは音質的に非常に不満」と言われております。 だけどもこれは、もともとスタジオ録音などした音源を、それなりのスピーカーなりウン万円のヘッドホンなどで(違いの分かる男女が)聞いて、 はじめて生きてくるお話です。 で、一般論としては192kbpsくらいだと十分高音質、128kbpsまで落とすとちょっと潰れ具合がわかるかなあ? ということみたいです。 で、64kbps くらいが悪いなりに最低限のラインのようです。

まあファミコン音源 ほど低音質だと、ごまかしがきかないので実力が必要ですが、、、 (スーパーマリオやドラクエの音楽は低音質でも素晴らしかった)。 とりあえず、圧縮してダウンサイズしたいという要件と、最低限の音質確保という綱渡りの結果として 64kbps あたりが妥当だな、 と思いますね。

2013年9月7日土曜日

VISTA で作曲② midi と128種の仮想楽器

Music Studio Producer はフリーの作曲ソフトとしては、メジャーなものらしいですが、 今回は MIDI 系にデフォルトで付いている音源に対して一言メモを書きつづってみます。 種類が多いのは素晴らしきことですが、多さゆえに迷ったり忘れたり感違いしたり、すれ違ったり…。 結局よく使うのって10~30種くらいでしょう、人によってどれをピックアップするかは違うでしょうが。

Piano 1 : ご存じピアノ。
Piano 2 : 限りなく同じ音に聞こえるが。
Piano 3 : どうも音のキレ(残響)が若干違うようだ。
Honky-tonk : Piano 3 に酷似。
E.Piano 1 : これならオレにも違いが分かるよ。シンセサイザーやね
E.Piano 2 : ①と若干違う音感
Harpsichord : ハープシコード、ピアノの前身となった楽器らしいですが、上とよう似てる
Clav : これも鍵盤の楽器なのでしょうが、オルゴール的なニュアンス
Celesta : セレスタ、よく響く音。これの方がよりオルゴール的か?
Glockenspiel : グロッケンシュピール、鉄琴の一種
MusicBox : オーノー、これが The オルゴールでした
Vibraphone : ビブラフォン、これも鉄琴の一種
Marimba : マリンバ・ブルース、木琴です
Xylophone : これも木琴の一種、響きの少ない乾いた音を鳴らす
Tubular-bell : どうやらチューブ状のベルらしい
Santur : あなたは知っているだろうか? サントゥールとはイランの打弦楽器、ちょっとエスニックな音
Organ 1 : オルガンですよ、オルガン。
Organ 2 : ちょっと癖のあるオルガン
Organ 3 : ビブラートなオルガン
20 Church Org.1 : チャーチ・オルガン、教会にあるパイプ・オルガンですな
Read Organ : リード・オルガン、オルガンにしてはちょっと若々しくて元気がよいですね
Accordion Fr : アコーディオン、音的にはオルガンと大差ない
Harmonica : ハーモニカ、オルガンかコレかはお好みで
Bandoneon : アコーディオンに似た構造を持つ楽器、バンドネオン
Nylon-str.GT : ナイロン弦のギターってことだろうか、ギターチックに音を出すには工夫が必要
Steel-str.GT : スチール弦のギターってことだろうか、ナイロンより金属っぽい音
Jazz GT. : ジャズギター、ジャズっぽい音なの? 大人の音なの?
Clean GT. : クリーンギター、無調整のエレキってことらしい、エレキな音だぜ
Muted GT. : ミューテッド、そんなに変わらない
Overdrive GT : アンプを酷使させてでた音、エレキギターのゆがみ、ひずみを表現
DistotionGT: これも歪みのエフェクト、だいぶロックっぽい音になってきたぜ
GT.Harmonics : ハーモニクスなギター、これも歪み音
Acoustic Bs. : アコースティックなベース
Fingered Bs. : 人が指で弾くかの如く、強弱のアクセントの付いたベース
Picked Bs. : ピックで弾いているっぽい、フィンガーよりも切れの良い仕上がり
Fretless Bs. : ロックではあまり使われないフレットレス
Slap Bass 1 : 平手打ち奏法、チョッパー、ポインポインするね
Slap Bass 2 : おらには違いがわからんだ
Synth Bass 1 : シンセなベース、なかなか面白い音だ
★40 Synth Bass 2 : 1よりも残響感
Violin : ヴァイオリン、確かにバイオリンっぽい音色、しばらく弦楽器が続くのか?
Viola : ヴィオラ。
Cello : チェロ。
Contrabass : コントラバス。
Tremolo Str : 単一の高さの音を連続して小刻みに演奏する技法 by Wikipedia
PizzicatoStr : ピッツィカートとは本来は弓でひく弦楽器の弦を指ではじいて音を出す技法である
Harp : ハープ、琴ですね
Timpani : ティンパニ、カタカナで書くと下ネタっぽい語感ですが、けっこう暴れん坊でポンコツな音、いい
Strings : ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの合奏、合体攻撃だ
Slow Strings : なんかスローなんですよ
Syn.Strings 1 : シンセ風のストリングス
Syn.Strings 2 : 1よりも響く感じ。一音を長くとれば荘厳で威圧感のある雰囲気が作れる
Choir Aahs : 合唱の「アー」らしいですけど、そうは聞こえんね。複合音、ストリングスに似ている
Voice Oohs : ヴォイス「オー」なんでしょうけど、なんでしょうけど
SynVox : シンセ系。和音が柔らかい感じで綺麗に鳴るので、使いやすいと思います。
OrchestraHit : オーケストラヒット。かなり特徴的でクドイ音なので単独で使用する方がいいと思われる
Trumpet : ご存じトランペット。バランスのいい仕上がり
Trombone : トロンボーン、トランペットより若干響く感じか。
Tuba : チューバ、だんだんクドイ音になってきている。
60 MutedTrampet : おそらくトランペットのミュート奏法なのだろうが、かなり印象は違う
French Horns : 唇で吹く楽器なだけにフレンチ・キス的な軽くシュッてことなの?
Brass 1 : ブラスとは真鍮のこと、それが転じて管楽器を指すのです。
Synth Brass1 : シンセブラス、なんというかねちっこい音ですね
Synth Brass2 : 1よりも管楽器のニュアンスは色濃いように思える
Soprano Sax : ソプラノいうだけあって、高音域に期待したい音色
Alto Sax : アルトサックス、重厚感はなくて単純に軽くて低い音色
Tenor Sax : テナー。アルトよりも低い。サックスやオーボエはリード用に使ってください
Baritone Sax : 伝説の、幻の楽器、バリトンサックス。アルトの2倍もの長さを持つ。
Oboe : オーボエ。ここから木管楽器になるのでしょうが、そんなに音色は変わりません
English Horn : イングリッシュ・ホーン。まあでっかいリコーダーみたいな外観です
Bassoon : バスーンとは聞きなれないですが、イタリア語ではファゴットに該当するアレ
Clarinet : クラリネット、これはとても木管ぽい柔らかめの音が鳴るので使いやすいのではないかな
Piccolo : どーも、ピッコロ大魔王です。クラリネットよりくぐもった音感ですね
Flute : フルート、あまり特徴的な音ではない
Recorder : でた、リコーダー。うるさくない感じの遠慮気味な音色
Pan Flute : 古代の楽器というか、長さの違うパイプが並んでいる原始的な構造
Bottle Blow : なんか歪んだ音がすると思ったら、アレです。瓶を口でくわえて笛みたいに鳴らすアレ。
Shakuhachi : ついに来た、和製楽器。尺八感はまあ、ちょっと雰囲気でてます
Whistle : ホイッスル。注意しないといけないのは、高音でしか音が出ないということ、口笛っぽい音。
★80 Ocarina : オカリナ、悪魔くんでお馴染み。エロ医務えっ?債務! 本物はウグイスみたいな音
Square Wave : なんか分からん。四角い波? まあシンセ系です。
Saw Wave : はい、横山ホットブラザーズですね。
Syn.Calliope : シンセオルガン?
Chiffer lead : けっこう尖ったというか、パンチというか、変わった音しますので試してみる価値はある?
Charang : チャレンジちゃうよ、チャラングよ。シンセ系歪歪音
Solo Vox : SEなんかにも使えそうな音ですよ。宇宙人的な、あーいう感じの
5th Saw Wave : 5番目の適格者(横山ホットブラザースの)、使い勝手はよさそうな仕上がりです
Bass & Lead : バスなので、やはり低音で使ってあげるのがよさそう。高音も鳴ることは鳴るけど…
Fantasia : ファンタジアいうだけあって、ハリー・ポッターぽいっす、ぽいっす
Warm Pad : 遠くでかすれかすれ、鳴っている~、なのでバックグランドミュージック的にはよろしいかと
Polysynth : シンセ系。しかし種類が多いね
Space Voice : まあ、SF的なノリのアレンジのシンセですよ
Bowed Glass : バイオリンの弦みたいなもので、ワイングラスの縁をシュッとやる、みたいな
Metal Pad : これも控えめ系な音源
Halo Pad : Pad にしては音ゴリ押しやないか、シンセ系ですね。
Sweep Pad : 音色的に特筆すべき点というか、「これじゃなきゃ」みたいなものをあまり感じない
Ice Rain : 氷の雨が降る街角、私にはさす傘がない
Soundtrack : ものすごい味付け具合。「お前はアホか」をやるんなら、ソーウェーブよりコレの方がいい
Crystal : まあ神秘的な、というイメージ路線なんでしょうけども、クリスタル
100 Atmosphere : アトモスフェア
Brightness : 輝き、まぶしい音
Goblin : ゴブリン、なんかイメージ効果音らしいっす。ゴブリンという楽器はない
Echo Drops : エコーエコー、山彦だ
Star Theme : スターテーマということなので、にしきのあきらさんの登場曲に使うということで
Sitar : ついに抜けたぜ、シンセゾーン。シタールは北インドの民族楽器。
Banjo : バンジョー、低めの音で鳴らしてやるとバンジョーっぽい。カントリー調の曲にぜひ
Shamisen : フジヤマ、ゲイシャ、シャミセン! 三味線っぽいです、確かに
Koto : なんと連続で日本の楽器が登場だ。琴はいいわよ
Kalimba : カリンバ、アフリカの楽器なんですが、非常に小型なんですね、その小型感は表現されている
Bagpipe : バグパイプ、ノスタルジックな音。のんびりとした曲調で使ってあげて
Fiddle : フィドル、まあヴァイオリンですわ
Shanai : 社内? オフィスの雑音? と思っていたらシャーナイというインドの木管楽器。
Tinkle bell : 披露宴の余興でしばしば登場するアレですよ、ベルさん。けっこうホラー調の音が鳴る
Agogo : サッカー応援の時にブラジルの人などが使うアゴゴ。
Steel Drums : スチールドラム。ズンタカズンタカドッドッドッ、とは鳴らない
Woodblock : ウッドブロック。乾いた木を叩いたような音。
Taiko : 日本製の打楽器、太鼓の登場だ。ちゃんと打楽器の音がするですよ
Melo.Tom 1 : メロディー・トム? 打楽器音
Synth Drum : シンセなドラム。これの高音はポキューン、ポテゥーンなまあ非常にゲーム的な音が鳴る
★120 Reverse Cym. : リバース・シンバル。シンバルの音を逆回転、シースゥーシースゥーと小さい音
GT.FretNoise : ギターのフレットをまさぐる音? 元気のない小鳥のような音
Breath Noise : 息のノイズ?
Seashore : 波打ち際の音? 非常に聞こえにくいのだが
bird : こちらは元気のよい小鳥の鳴く音
telephone 1 : テレホン、ロボットダンスでもしそうな音、いわゆるジリリ音であってトゥルルル音ではない
Helicopter : ヘリコプター、音ちっちゃ
Applause : 拍手かっさい。とはいえ、獣が遠くで歯ぎしりしているような音がする
Gun Shot : これは分かりやすいくてよい、ガンショット、発砲音。長さ調整で機関銃にもショットガンにも

Sweep Pad で音色的に特筆すべき点というか、「これじゃなきゃ」みたいなものをあまり感じない、と書いていますが 同じ感想を抱いたものは128のうち半分以上にも及ぶと思います。 微妙な違いというものがあるのでしょうが、それを分からない無知でノーセンスなところは確かに詫びねばなりませんが、 でも多いって、128 は!

2013年9月3日火曜日

VISTA で作曲① MIDI と WAVE

9月は音楽関係の集中連載です。 個人でアプリを作ろうものなら、プログラムはもちろん、画像も、音も、 作らなければなりません。 まさにテクニックの総合商社、無駄に大変な道のりです。 ジブリ映画で例えるなら、ユーミンのパートも担当しないといけないコトです。

もし、あなたが VISTA 使い=ビスタ・マスターであるならば(好むと好まざるを問わず)、 楽曲作りの際に面倒な出来事が起こります。 説明が非常に面倒なので、割愛させてもらいますが、 詳細は「サウンドミキサー VISTA」でググってね。 要するにPCで鳴らしている音を録音することができないということです。 つまり、MIDIファイルは作れるが、WAVE(wav)ファイルは作れないとうことです。 厳密にはWAVEを作ることは可能ですが、鳴らした音を録音するような方式での作成は不可能だということ!

これを解決するにはサウンドミキサーを導入するか、 外付けの録音装置を利用するか、ということになります。 私は、SoundTap というソフトウェアをインストして解決しました。 これは、操作が非常に簡単なところがよいですね。 録音ボタンを押せば、PCで鳴っている音を WAVE 形式で取り込めます。 つまり、Music Studio Producer でテスト演奏させている音を録音すれば、まるまる音コピーできるということです。 無料だと思っていたら、2週間限定のお試し無料という商法 (これはドリランド的なアイテム課金的な、非常に嵌められた感が強いが、しかし)、しかし、20ドル弱を支払って 製品版を購入しました。

さて、MIDI と WAVE(wav) ですが、根本的に異なります。 MIDI は楽譜があって、それをシンセサイザーで鳴らすようなもの、 メロディーもリズムも刻めるが、ドラムとベースとサックスとピッコロの協演、みたいなことはできない。 できない、と書きましたが、私もこの分野は弱いのでかなりざっくりとした表現をしますが 「デバイスに音源があるのなら…」ということみたいです。 そう、音自体はデバイスで作る、つまり MIDI のデータとは音そのものではなく「8分音符でソミレ」のような楽譜的なものに過ぎない わけで、当然、同じ音階でも9800円のギターで鳴らすのと、ギブソン・レスポールだのストラディヴァリウス(ギターちゃうやん)だので鳴らすのでは音色が違いますよね。 これが、つまり、MIDI がデバイス依存ということです。実際、容量も極めて小さく100kb で1分くらいの曲は作れます。 MIDI のデータを入れといても android のアプリで鳴らすことは可能です。いわゆるピコピコ音しか鳴りませんが(これもそうとは言いきれない、つまり、どういうことかと言うと説明できないのですが)。

逆に WAVE とは音そのものだと思ってもらえばよいでしょう。 つまり、デバイスによって音が極端に変わるということはありません。 同じCDでもラジカセで鳴らすのと、ちゃんとしたプレイヤー、アンプ、スピーカーで鳴らすのでは音が違いますが、 でも音を鳴らす過程でデジタルからアナログにコンバートして信号を電気的なアレに増幅させて_/====インピーダンスとか電流・電圧・抵抗の話になってくるし_/====スピーカーまで電気送ってるわけですから、 まあ、そんなことより WAVE とは音そのものだと思ってもらえばよいでしょう。 ちょっと容量が大きくなるので困ってしまいますが、MP3形式などに圧縮すれば1分で1Mbは切ります。

上のは
【MIDI】FINAL FANTASY III Medley
です。動画として映っているものが MIDI データ。実際に耳に聞こえてくる音が WAVE データ、だと理解してください。感じてください。 メロディーなんてのは結局、上がって下がってをしているだけで、そこまで複雑な動きをしているものではありません。 それでもビートによる変化、音階によるコンプレックス、それやらリズム部分とか長ーい音との合体によって、いかようにも化けるものだから、面白いですねえ。

2013年8月25日日曜日

ライトゲームを作れない病

個人制作のセオリーとして、ライトなゲームを数打つ、というものがありますが、 「RucKyGAMES」さんのように…。しかし、私は作れない、 むしろ、真逆の方向に向かってしまう。

2作目、ブリッジ簡易版のミニブリッジをアプリ化したものはまあまあライトなのでありますが、1作目に至っては 戦術SLG、移動計算やら敵の思考ルーチンやら、鬼のようなバグに悩まされる難易度の高いものでした。 しかも、敵味方同じマスに入ることができるとか(プログラム的に)面倒きわまりない独自ルールを多数盛り込んでいたし。

幻の3作目は、ガラコンっぽいのを作ろうとしたら、ある程度作った時点で 面白く仕上げるアイデアがでてこなくなったので制作中止、これもまあまあ複雑な内容です。

そして、今制作中のRPGも、異常に手間暇のかかる分野。 プログラムうんぬんより絵をたくさん用意しないといけないので、仕上げるための根気が半端ねえっす。 今の途中の状況であって(腕や足の位置がちょっと違うだけの類似品が多いとはいえ)350枚くらい画像を作っていました。

なぜ、こういう結果になるのか? 巷では卵をはじくだけの(それも累計100万回を目指す)アプリなどがワールドワイドで大ヒット。 (個人制作のアプリなんて)クソ単純な方がいいんじゃないの? とも思うが、同じことをやって成功する自信はとてもない。 そもそも同じことはやりようがない。似たようなこと? なら、どこをどう? 昔あった高橋名人のシュウォッチ(機能は連射測定のみ)よりも低いゲーム性。 叩く、叩く、叩く、というような単純な作業性の中に、人間は脳―というよりも本能に近いところで陶酔を得るのだろうか? 原始からDNAレベルで紡いできたような、それは文化と言うにはあまりにも感覚的な、言葉にすることなどできない○○。 製作者様も絶対狙って作ってないでしょ。 もし狙って作ったのなら、神すぎるわ。 やってる人も、作った人も、何が面白いのか分からないが、なんとなく、なんとなく、クリスタル…。

つまり、逆に、スーパー単純なアプリを世に出して成功しなかったら、(別に作る手間を考えたらダメージは小さいのだが) 「なんか、お前、ほんとセンスねえなっ!」と言われているような気がする。 センスったら努力でも閃きでも根性でも磨くことができないものです。 そう、シックスセンスの幽霊が見える少年のように「もっている奴はもっている」という、 そうとしか言いようのない能力。 そういうセンスの部分で否定されることを最も恐れているのですよ、だから、 出せない。軽いアプリなど、軽々には…!

逆に多少なりとも複雑なゲームであれば、「面白くねえな」と言われても 「それは貴様がルールなり戦術なりを理解していないからだ」と返すことができます。 「麻雀なんて運だけでしょ」っていうのを聞いて「何も分かってねえな、お前は」と見下すような感覚とも言えようか。 そうやって、言いわけをしたいだけなのかもしれない。 私には、シンプルを世に出す勇気がない。

2013年8月16日金曜日

android RPG 乙Q迷伝

さて、企業が狙わないアプリの谷間 < app's valley > 、ニッチ産業を攻めるぜ。 という誓いを新たに新作を作っているわけですが、 今回は「RPG + 乙種第4類危険物」という異色の組み合わせ。

内容は上のプロモーション映像を見てもらうとして、 今回は250円~400円くらいで有料販売を考えています。 というのも、乙4の参考書の値段が1800円とかします。 それと比較したら安い、しかも、受験料やわざわざ現地に(試験を)受けにいく手間などを考えたら…。 そして、合格の保証はない。 300円付近のプラスアルファの出費は安いものだと考えてくれるでしょう。

乙4は受験者数年間30万人、合格者10万人というデータがあり、 「受験者数が多い」「合格率が低い」という特徴があります。 この背景には、けっこう軽い気持ちで「勉強あんまりしねえけど、受かったらラッキー」と考えて受験する高校生~大学生が多い! ということがあげられます。

だから、ガッチガチの試験問題対策アプリを作っても、彼らのハートをキャッチしないと思うんですよね。 遊びの要素を極限まで高めたくらいの方が、興味を示してくれるはずだ、と思いますマジで。

それで今、作りかけなのですが、今回作成にあたって最大のテーマは
「敵画像をアニメーションさせるかどうか?」にありました。もちろん、作る手間を考えたら静止画の方が圧倒的に楽なのですが、 RPG で静止画が許されるのはスーパーファミコンまで、みたいな雰囲気がありますので、「あんまりクラシックスタイルだとやばいか…」と 思ったわけです。 で、とりあえずエイヤでアニメーションさせる方向で作ってみたんですが、 ヒト型の面倒くさい動きをする奴は別としたら 「4コマ」用意したら何とかなりました。 しかも1秒間に5コマor10コマという超雑なコマ数で何とかなるものです。 単純な形態の奴でも「16コマ」は必要だ、となれば作るのが鬱陶しくなってやめていたことでしょう。

3Dと違ってドット絵は年代を経ても古臭さを感じさせにくい、と言われいるので とりあえず「動いてさえ」いればそれっぽく見えるわけでございます。

で、戦闘画面ですが初期ドラクエの「真正面」、初期FFの「真横」、間を取って「斜め横」という斜め上をいくこの構図。 なんか、結果的にダンジョンマスターっぽくなっていますが、そんなこともないか。 私は、モンスターグラフィック、モングラをイラストレーターとか使わずにフリーソフトで何とかしていますが、 斜めの絵の方が描きやすかったっすね、真正面より。この辺は描き手の好みによるのでしょうが。 何はともあれ、年末の完成を目指して頑張ります。

久しぶりに見てみたら

前回の更新から約1年、あっという間の出来事でございます。 あまりにもどうにもならないので、admob の方も見るのをすっかりやめていたのですが、 久しぶりにのぞいてみたらアレレ…

ここ最近はなぜかクリックされているようです。 デベロッパーコンソールで確認したら、3アプリで有効インストール数41人(しかも私自身を含む!)しかいないんですけど。 じゃあ仮に有効インストールを1万まで増やせたら、3ヶ月で1500ドルくらいイク感じですけど。 そうなれば、俄然やる気も出るのでしょうが、現在のところ有効なプロモーションの方法がないので、無料広告収益型は挫折しております。

久しぶりに過去の自作をやってみたら、面白かったんだけどね。まあ、30分くらいは夢中になれた。 広告のクリックが発生していることからも、ちょっとやりこんでいるユーザーが複数いると好意的に考えることもできる。 「優秀なゲームのための5つの星が私はもっと期待」←(アラビア語の自動翻訳) という評価もいただきました、さすが分かる人には分かります、このクオリティ。 少しは自信を取り戻した、わけだが…。

しかし、だ。 何か強烈なアピールポイント(一点豪華主義的な)があるわけではないし、そうなってくると強いところに潰されてしまう。 ただでさえ、莫大な数のゲームが日々リリースされて増え続けているというのに。 成功話はネット上でよく目にするけども、それは(結果的に成功した人の)既成事実でしかないから。 表に出てこない失敗話がその何倍も何十倍もあるわけですよ。 その中には「えっ、あれほどの大物が苦戦…するだと!」というものも数多。 アングリーバードの会社だって150個くらいぜんぜん売れないのを作って、唯一アングリーバードだけが超絶大ヒットしたって聞きますし。 なかなか難しい世界です。

で、考え方を、戦略を180度変えてみようと思ったわけです。
・英語で作って全世界対応
という作戦から
・JAPAN、日本人限定
に絞り
・○○に強い関心があるJAPAN人限定
というところまで絞ってしまう。対象人数は「世界中にいるandroid でゲームでもやろうかな」という推定数億人から、 絞りに絞って母数が100万人を切ったって構わない。 対象者が10万人もいればかまへんわ、作戦です。

その代わり有料で切り売りする。 対象者が絞られる代わりに、その対象者は10~20程度の競合の中から選ぶしかない。 その中でひと際、目を引く特徴があればよい。

企業は対象者があまりに少ないところには攻め込まないです。 結果的に3万人のユーザーしか獲得できなかったとしても、 1000万人の集団に対してしかけて3万人獲得だったりするわけでしょう。 製作の段階では100万200万人のユーザーを取り込んで大きな収益を得ようと考えます。 ところがユーザーを限定してしまう企画だと、この100万200万っていうのが無理。 絶対に大儲けできないのだから、少数の対象者に向けたマニアック企画などやれるわけがないし、やったらやったで自殺行為である。

ところが、個人製作の場合は事情が違う。 基本限りなく0円で作っているようなものですから(本職としてやっているのなら人件費発生しますが)、 月数万~50万くらいの売り上げでO.Kなわけです。

さあ新戦略について呻いてみましたが、 次回、どのような企画を立ち上げ製作に取り組んでいるかご報告申し上げます。

2012年10月9日火曜日

けっこう大きなチャンスが…あると思います

前回はメタップスの佐藤氏を取り上げましたが、ま~ある程度の期間 admob 「アドモブ」 android 的なワードでググる生活を続けていると、この業界の大物たちに自然と会合していきます。とりあえずは日本限定ですが。

今回の偉人は テクノードの鎌田氏だ。「室井さん、カマタって東北弁で言ってみて」「カメダ…」、このくだりは松本清張原作の「砂の器」をオマージュしたものらしいですが…。東京は蒲田で発見された身元不明の惨殺死体、この初老な紳士は殺される前夜、近隣のトリスバーで若者と酒を飲んでいた。店の関係者の証言によると二人は東北訛り風であり、「カメダ」というキーワードが聞き取れたらしい。捜査は東北に及ぶが、それは過ちであり、紆余曲折の末、山陰地方に東北訛りに近いズーズー弁を話す地域が…実はある! そして、そのあたりに亀嵩(カメダケ)という地名があるじゃねえか! ということを突き止めた刑事。つまり、バーの若者は「亀嵩は今もあいかわらずでしょうね?」ということを語っていたということであり、身元が明らかになった被害者「三木謙一」は、かつて亀嵩で駐在をしていた…。犯人は! 亀嵩時代にこの元警察官と縁のあった人物!!! 小さな町だ、人数なんて限られている。そして、刑事の胸にざわめきを残すある親子のエピソード。亀嵩から消えた少年…。時代と場所を越えて東京で再開した二人の間に起こった軋轢、錯誤、慟哭、戦慄… 迷宮入りと思われた難事件の正体が白日のもとに曝される。
と、検索でヒットしてほしいから余談を挟みまくりましたが、今回の偉人は テクノードの鎌田氏です。

盤面には 5x5 のマスがあり 1~25 の数字がランダムに刻まれている、パッと見はビンゴゲームみたいな外観、ゲーム性は2秒で理解できる。1から順番に25までをタッチして潰していく。そのスピードを競うゲーム。このアプリは目にした人も多いでしょう、まさにアイデアの勝利、このアプリが有名なテクノードの鎌田氏が動画de喋っている!

株式会社テクノード アドモブ導入事例インタビュー.mp4

アプリの個人開発者に向けて一言、「けっこう大きなチャンスが…あると思います」と言われてますので、個人で一儲けしようと画策し、挫折しかかっている人なんかはどうかご覧になって希望というものを得られてはどうでしょうか? 余談ですが希望の「希」とは薄いという意味合いをもっており、希望の本来の意味は薄い望みということになります。だけど、薄くて結構、薄氷の上を渡るのみだ、もう後には引けない…。