2018年2月22日木曜日

amazon の大型家具(家電)おまかせサービス

みなさんはアマゾン、好きでしょうか? 私は最近、よく利用します。 今回は大物オブジェクト、冷蔵庫と洗濯機をアマゾンで配達してもらったので日記に記します。

食い違うユーザーとドライバーの要望

最近、ヤマト運輸が宅配ドライバーの待遇改善のために配送料をアップした、という話題はご存知かと思います。 今年の繁忙期の引っ越し(3~4月)は人手不足で超ヤバいよ! というニュースが日経新聞に載っていたりと、 誰かに負担を強いてきた歪みっていうんですかね? そういうのが日本で顕在化しつつあるのかもしれません。 その裏にはインターネット通販の拡大であるとか、家電量販店の衰退、働き手の減少、などなど色々な側面があるのです。 糸と糸が複雑に絡み合って、限界に達した部分がブチっと切れたりする。それが、今回のヤマト運輸の値上げでなのです。

ザックリ言うと、時代の流れってやつですね。

ただし、誤解してはいけないことがある。 確かに家庭で、あるいは出先からスマホで、アマゾンをはじめとする通販を気軽に行える ようになりました。 実物はリアル店舗で見て触って、注文はネットで別業者、などという鬼っ子のお客様が増えたのは事実です。 だけど、相変わらず流通はトラック任せです。 地道に道路を走ってモノを運ぶのです。 ナビやETCカードという時代の恩恵はあるけれども、渋滞や腰痛は相変わらずなのです。

ユーザーの要望としては、何日の何時頃に配達してほしい。 ドライバーとしては、何日はともかく何時頃なんてのはこっちの都合だバカ野郎!ってなものです。 よく考えてください。大物家電ともなると、オッサン・ニーチャン混成の3人でまあまあのトラックを出動させて各地を巡ります。 3人もの働き手を〇時に来い! 絶対な! などとするには配送・設置料金として少なくとも4万円は欲しいかなってなりますね。 だけど、そんなブルジョワなおカネは出せないでしょ。じゃあ仕方ない、成り行きに任せましょう。

実は、単純にお金だけでは測れない問題があるんだ。
「〇時に来い! 絶対な!」と、客は望む。
でも、客は客の都合でその時間に不在にする場合だってある。
「〇時に来い! 絶対な!って言うから無理して来たのに居ねえじゃねえか! 無料(タダ)では帰らんからな」と、運送側は主張できない。
このどうしようもないアンフェアが、運送業者を疲弊させてきた一因でしょう。

じゃあ結局何時に来るの?

ヤマト運輸のドライバーの一日。
早朝に出社して、当日の配送ルートの確認(地図とにらめっこ)。 それが終われば、車に荷物を積み込み。 そして出発です。 ネットで読んだ知識だと、もたもたして9時になってもまだ出発していなかったら、所長に「ぶっ殺すぞ、あくしろよ」という殺人光線を発射されるらしいのです。 私の場合は、(荷物追跡サービスで)8:10分出発となっていました。 やはり、朝が早いというのは事実なようです。

あとは、出発地点と到着地点の距離からおおよその時間を予想するしかないですね。 もちろん、最短でまっすぐに一直線にやってくるわけではないでしょうが、 10km30分くらいで見積もった方が安全です。 つまり、出発してから意外なほど早く到着するぞ! ということです。 ルート次第なので、アレなんですけど、まあ午前中に来るというニュアンスで待ち構えていた方が確実ですね。 再配達になると、お互いの時間を無駄にしてしまうので、コレを避けるように最善を尽くしましょう。

まあ大型の場合は、不在による空振りを(通常の荷物のとき以上に)嫌いますから、事前に電話がかかってきます。この電話に確実にでて、正確な情報をキャッチしましょう。

荷物の搬入・設置、梱包用段ボールの片付けなどの諸々はやってくれました。 家電量販店で運送込みで注文するのと同等のサービスであろうと思います。 もちろん、冷蔵庫と洗濯機を同時に持ってきました。

大型おまかせの使い勝手は?

利点としては、日にちを指定できる。
設置と試運転までやってくれる。
ゴミが出ない。
買い替えの場合は、旧製品の引き取りも有り。

大型家具家電おまかせサービス
欠点としては、上記リンクからたどっていける商品しか対象ではないこと。 あまり品数は多くありませんし、お値段もそこまで安くない。 安めの外国メーカーの品もほとんど無いですし。 しかし、ネットで最安値を選択した場合、玄関先に置かれて終了。かもしれません。だとしたら苦労しますよ。

また、配送場所まで2kmもないようなヤマダ電機さんの店舗にも行きましたが、
「明日配送できる?」
「明日は…ちょっとお待ちください…無理ですね」
「明後日は?」
「…無理ですね」
みたいになって、なんかメンドクセーナ、と思ったのです。スケジュール的に余裕のある方なら、こちらの方がお安くできるかと思いますが…。

あーもう、めんどくせえ、まとめてかかってこいや! という人には大型家具家電おまかせサービスがおススメでございます。

2018年1月3日水曜日

バグとの闘い

わずか残り100点で迎えた南4局の親。 瀕死の状態、まさに虫の息。だが、親の連荘を重ねれば逆転も可能。 マンガのような展開。
「南郷さん、さっきツモられたとき死んだと思ったでしょ?」
「そりゃそうだ、400点しかなかったんだから」
「ところが、自摸のみのゴミ手。虫だって殺せやしない。ともかく、首の皮一枚で生き残った。今、あいつは落ち目。流れに乗っているなら、さっきの自摸にタンヤオかドラあたりが付いたはず。逆にこっちは幸運。来てる、流れは来てるよ」
「ああ、勝とうぜ」
対面の竜崎がリーチ。 いよいよもって危ない。
が、来た!
三色平和ドラ1をテンパイ。 くっそ、フリテンか…。 だが、ツモればいいんだ。九萬は場に3枚。誰か使っていれば実質0。だが、六萬がある。ロマンがある!
「リーチ!」

が、できない。リーチができない。 なんで? フリテンだから? いや、以前にフリテンリーチならできたはず…。 バグか?

答えは、100点しか持っていないから。 こういうですよ、レアケースの対処も考えなければならない、ゲームを作るときには。 まあこの場合は、仮にプログラムミスでリーチできたとしても、そこまで波風は立たないでしょう。 しかし、これがクラッシュを引き起こすバグなら、プレイヤーは怒り心頭です。

麻雀経験者に素人のフリして「リーチをかけることができる条件は?」と聞いたら 「そりゃあ、メンゼンで手作りしていることだ。鳴いていたらリーチできないからな」と、返すでしょう。 プログラムを組む時だってそうです。 メンゼンのときにテンパイすればリーチできる。と、するでしょう。 ここで、1,000点以上持っていることも条件な! と、思いつく人はかなりの切れ者です。 ルールとしては知っていても、普通は思いつかない。

そう、思考の死角。そういう目に付きにくい、考えの及びにくいところを奴らは攻めてきやがる。 バグとの闘いに終わりはない。