2017年12月31日日曜日

UAC ユーエスエーではございません

もちろん、上島珈琲カンパニー(UCC)でもございません。
ユニバーサル…、
ユニバーサルアプリキャンペーン
じゃああ!

スーパーへーげんフレーンズ
Android 無料アプリ
よろしくお願いします。

Admob 系広告の変遷

以前は、Admob で広告配信をしていたのですね。

この辺は、実際に使ったバナー広告です。 設定が簡単で、使いやすかったのです。 ところが、Admob で広告配信できません。今後は AdWords にしてくれ、と言われます。 2016年くらいのことでしょうか? で、この Adwords なんですが設定が難しくて、ぜんぜん成果もあがらない。 こりゃあダメだあ、と、思っていたんですが、同じような要望が多かったのでしょうか? Google さんが本気出して、 2017年11月からはアプリ広告は UAC 一本に統合されました。

ちなみに誤解されがちかもしれませんが、アプリに広告をだして開発者が「お金をもらう」方は、今も Admob なのです。

ユニバーサルAC を使ってみた

UAC は設定が超簡単です。 追加オプションで画像を増やせるみたいですが、とりあえずアプリのアイコンを兼用すれば、宣伝用の画像を アップする必要すらありません。 その後、広告文が「一般的に使われる言葉じゃないから規約違反です。修正して!」とメールで怒られましたが、 そこは素直に修正しました。 おろらく、海外展開する場合に誤翻訳の原因になる要素は排除したいのだと思います。

広告の出稿量は、(配信する地域の)競合とのバランスで決まります。 最初、日本限定でコンバージョン単価100円未満で出稿しましたが1時間で1~50回くらいのペースでした。 掲載順位も3.5位とか低めだったので、たま~に隙間を見つけて掲載、ということでしょう。 これではスローすぎてあくびがでるぜ、お話になりません。

今度は配信先を全世界に変えて、コンバージョン単価も「倍プッシュだ」。 設定変更が有効になった10数分後、いきなり広告配信数が2万、3万というビッグなものに変わります。 そう、本気をだせば1時間で50万回掲載することだって可能です。 さあ、この UAC 、自動学習効果があるみたいでデータが増えるほど、狙いどころが正確になって効率アップする らしいのですが…。本当なら「イージー」アンド「エクセレント」です。

初日。クリック率2.53%、コンバージョン率2.48%、コンバージョン単価135円。 一日の予算が普通にオーバーしたのが、ちょっとイラっとしましたが、その最後の追い込みの時は 一気にコンバージョン単価を下げるくらい効率のいいユーザー獲得でした。 ビッグデータが必要だっていうけど、掲載数4~5万くらいの段階で早くも学習っぷりを見せてくれました。 これは翌日に期待がもてそう。

獲得地域は、インドとブラジルを含み、あとは全盛期のオスマントルコ帝国っぽい国々。 欧米、日本はコンバージョン単価が高めにして、かつ配信地域を絞らないと攻めきれないでしょう。 前から知っていましたが、無料アプリで世界を対象にするとイスラム圏がいいお客様になります。 このことは知っておいた方がよいでしょう。

2日目。24時をまわった段階でいきなり配信数がドーン、予算もドーン、と使いやがります。 こいつ、ペース配分を考えてないぞ。 びびって、コンバージョン単価の設定を100円より下に下方修正します。 そこからはのんびりペースになりましたが、17:00の段階で次のようなデータに。 クリック率2.66%、コンバージョン率6.13%、コンバージョン単価79円。かなりいいデータです。 クリック単価はやや上がったものの、コンバージョン率が6%を超えるのはすごい。 広告配信616回で1DLになるペース。 過去に AdWords の広告で苦戦した経験をもつ私としては、驚愕の数字です。 もっとも、アプリ広告が UAC に統合される前のことですが。

今後に期待がもてそうなデータです。 さすがグーグルさんが自信をもってプッシュする人工知能なことはあります。 SFっぽい世の中になってきました。 夢を抱いて、さあ越えよう、一年の終わりを。

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